05.12.15:23
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11.10.18:01
メローなナンバー聞かせておくれよ2008(20081108)
「哀愁メロメロ」とは何じゃいこ?と思うアナタのために少し説明。
長州小力の奇跡のブレイクで一躍有名になった「西口プロレス」にて、「ラブセクシー・ローズ」となりゲイ・バトルを展開するコヤマ紀比古(敬称略)、数々のお笑いコンテストでグランプリを得、神出鬼没の謎多き天才・THE MAN、なんだか微妙な宮地大介さんの三人で構成されるコントユニットライブです。
以前はもっと人数がいたんですが、今はこの三人になってやっています。
個人的には、この三人が最強編成のような気がしますね。
今回も大いに笑わせていただきました。泣きました。こんな芝居がしたいっす。
今年はコヤマさんが久々の単独ライブをやっていたんで、やらないかと思っていたのですが(実際、昨年末に共演したときにも、来年はやらないと言ってましたし)また今年もメローなナンバーを聞けて幸せいっぱい夢いっぱいでした。
時間があればもう1ステージ観たかったです。
この三人のスタイルになってからは、THE MAN色が特に強くなった感があります。コヤマさんも言ってましたが、やはりあの方は天才です。この人と同じ時代に生まれて本当に良かったという笑いを提供してもらいました。
昨年の構成とはうって変わり、今回は転換作業を見せることにより、笑いの波をうまく引きながら全ての作品を引き繋いだ感がありました。そうすることにより、最初のインパクト感が薄れるという可能性もあったと思いますが、ファーストインパクトの多用を控えたバランスが凄く良いと感じましたんこぶ。
実際、最初の妊婦姿や車椅子で登場するTHE MANの姿などで重要なファーストインパクトはすべて押さえてあると感じました。あれ以上のファーストインパクトは、インパクトの多用になり、逆に繋げていく方向で良かったと思います。
又、シニカルな究極の笑いを徹底するTHE MAN氏とは反対にストレートなパワーを器用に使いこなすコヤマさんですが、今回はやはり役者としての器量を感じることが出来ました。やはり、今回は強烈なキャラクターに頼らない役どころだったからだと思います。ゲイでもなんでもないですからね、今回は。まあ個人的にはその方が好きなんですが。
そういえば昨年の哀愁メロメロに行ったときに折り込みに入っていたチラシで、「激闘国会座劇場!」のオーディションに行き、念願かなってコヤマさんと共演したのでした。
オーディションに行ったとき、偶然コヤマさんも来ていて、いつもアンケートを書いていたので字体を覚えていたらしく、プロフィールを見て気づいてくれたのが印象的でした。
高校時代、友人の塩沢くんと一緒に、コヤマさんが主宰していた劇団モンゴル人を観たときはセンセーショナルな感動を覚えました。こいつら狂ってると思いました。イカレてるにも程があると思いました。
それから、モンゴル人をはじめとするコヤマさんの芝居や単独ライブ、この哀愁メロメロが僕に影響を与えていったことは間違いありません。
コヤマさんと出会わなければ、小劇場に立ってみようと思うこともなかったでしょう。人生返してほしいです。
今日はメローな日記ですみません。
~おわり~
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