ＡＳＡ－ＭＡＰ

• 11/25/09:46

以前に古本屋で購入しておいた二冊の小説があって、全然共通点のない本なのだが、読んでみて、両方共、主人公の名字が同じだった。


よくある名字なら別に何とも思わないが、あまりない名字だったので、何か妙な偶然に考えそうになってしまった。


偶然購入した二冊の小説の主人公の名字が同じ。

富樫という名字なのだが。この偶然は、どれくらいの確率で起こるのか。

しかし、よく考えてみると、本を選んだ私の趣味と作者の趣味が似ているから、こういう現象が起こるのではないかと思った。


登場人物の名前は、由来も含めて作者の好みによるものがほとんどだ。２人の作者の好みと、二冊を選んだ私の好みが通ずるものがあったんだろう。


どんな作品であれ、作り手の好みや考え方が反映されるのは面白いし素晴らしいことだ。



誰から何を言われることなく、キャンパスに描きたいことを描ききっておきたいと思った。


それは人生をやりきることと同じだと思う。



生きることは、何かを描くことだ。描きたいものがなくなる時は来るのだろうか。




～おわり～

• 05/21/15:27
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