ＡＳＡ－ＭＡＰ

• 11/26/06:27

今朝は太陽光が眩しい。

まだ正午にも満たないこの時間を夏のような熱い日差しが独占している。

こんなに天気が良いのに、部屋で本を読んだり映画を見たりしている自分がまるで罪人のように感じられる。


子供の頃、天気が良い時は外で遊べと言われても、室内でファミコンなんかをやっていた自分にとって、やはり天気が良いのに、部屋にいるのは何か罪悪感を感じてしまう。外に出ることが良いことなわけではないのに。


太陽が苦手というより、太陽によって自分の存在が世界に晒されるというのが好きじゃない。


俺はやはり夜の似合う男だと勝手に思っている。

深夜の静けさと、芸術的でいて神秘的な月の光が最高に好きだ。


俺は夜を愛している。


死の世界を感じられるような気がする。


人は夜に性交する。


エロスとタナトスは夜がよく似合う。


昼間の太陽は俺には眩し過ぎる。とても１人では出歩けそうにない。


俺の中の邪の心は太陽光に晒されて悲鳴を上げている。


俺を見ないで欲しい。


太陽よ。




～おわり～

• 06/10/09:38
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