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放送コード限界で突っ走る紳士・浅間伸一郎個人ブログ                                                                                    ♀悪殺魔-地図♂
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04.26.06:26

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  • 04/26/06:26

11.06.19:40

映画の話。

昔はね、映画なんて好きじゃなかったんです。

10代の頃とか、なんかもう何を楽しめば良いのか分からなかったというか。映画のね。

よくいるじゃないですか。

子供の頃から映画が好きで、何本も観てたとか。そういう人。もうそんな人が沢山、業界にいるわけですけれども。

その気持ちは俺には分からんわけだ。

映画が本当に面白いと感じるようになったのは30過ぎた頃ぐらいからだ。なんだか、SEXが本当に気持ちいいと感じるようになったような感覚だ。

なんで、そんな話をするかというと、近所の安いレンタルビデオ屋が潰れて映画を借りれなくなったから。正確には、レンタル業務だけやめて、ただの中古ショップになっちゃったんだけど。

1本100円で借りれたのに、無念だわ。

こんなことなら、もっと死ぬ気で借りまくっとくんだった。TSUTAYAは高いもんな。

映画館で観るのも良いけど、昔の作品は上映されてないし。

世知辛い世の中だよ。

話は戻るけど、昔は映画より、小説とか音楽、漫画とかゲームとかの方が好きでした。今も好きですけど。

映画とかドラマとか映像作品っていうのは、完成されてて何を楽しめば良いのか謎なんです。

小説は自分の想像力を刺激してくれるし、音楽も感性を刺激してくれるし、アニメよりも漫画が好きですね、コマとコマの間に想像力が働くからでしょう。ゲームは自分の選択が架空の中で反映される、つまりこっちに動きたいと選択すればそうなる、結果やられたりクリアできたり、フィクションの中で生きられるわけですね、大げさに言えば。

ところが映像作品は、もう完全に出来上がっていて、本当に観るだけなんです。

観るだけ。

なんて退屈。

こんなの子供の頃から好きとか、相当マセてるよなとか思っちゃいますが……。

要は自分という人間は、物心ついた時から自分自身が中に入りたかったのかもしれません。

まぁ、これは大人になってからの勝手な分析だけど。

昔は観るだけって印象だったけど、今は、気付いたり感じたり、影響を受けることが多くなったのが、面白いと感じれる要因ですかね。歳を取ったんだな。

映像世界の持つ圧倒的な情報量に向かい合えるだけの器が備わったのかもしれません。

視野が広くないと映画は楽しめないと思うのは俺だけだろうか……。

もっと器用に生きたいもんだ……。




〜おわり〜
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