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放送コード限界で突っ走る紳士・浅間伸一郎個人ブログ                                                                                    ♀悪殺魔-地図♂
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11.25.09:47

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  • 11/25/09:47

06.11.21:05

衝動

昨日は、以前共演したベイサイド雄一さんが所属する劇団ジャムジャムプレイヤーズのワークショップに同じくかつての共演者・原カオリ嬢と三好雅人部長と共に参加。


ワークショップとは様々なジャンルで使われる言葉ですが、今回は演劇のワークショップのことですね。早い話、劇団の枠を越えて皆で勉強しようという集いです。


演出の小竹さんが「普段、生きてる上での衝動というものが、芝居を生きたものにするんだニョー」みたいなことを仰ってました。当然、「ニョー」は私の脚色です。そんなケミカルな方ではありませんので。


芝居を仕事でやり始めてから、頭で考えすぎてしまうことが多いんだけど、なんだかんだで人間には不条理な衝動で動く一面があるわけで、そこを改めて考えさせてくれました。

よく、「なんとなく動くことは無駄な動きだからやめよう」とかって考えが演劇にはあるんだけど、それに矛盾する考えなんだよね。


このほかにも演劇には沢山の矛盾の考えがあって、「俳優は孤独な仕事」であり「俳優の仕事は集団業務」とか。「伝わらなければ意味がない」「伝えようとあざとくなってしまってはいけない」だとか、非常にバランス加減が難しいわけだ。

まあ、何の仕事でもそうだけど、生きてくことは単純なようで複雑、複雑なようで単純というか。そんな具合だわね。


あらゆる矛盾が生じてしまうのは人間が限りなく常に不条理というものの中で生きているためなわけだ。

何故、人はドラマを観るのか。何故、人はドラマを創るのか。

理由は様々だけど、その根底にはやはり人間の生きてくことの無意味さ不条理さが漂っていることに間違いはなかろうて。


ニャンコ飼いたい。



                                                          ~おわり~
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